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山科コンタクトは、コンタクトレンズを専門とするショップです。

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山科コン Eyeコラム 

コラム一覧

H25.3.09更新
     

カラーコンタクトで「目の不調」相次ぐ 3ヶ月で395人

2013年3月7日 ニュースに。
 ファッション目的で多く使われる「カラーコンタクトレンズ」を着用し、目に不調を起こす例が相次いでいる。日本コンタクトレンズ学会は2013年3月7日、全国の眼科診療所(97施設)などを対象に行った調査の結果として、こうしたケースが12年7月〜9月の3ヶ月間だけで395人にに及んだことを発表した。98%が女性で、患者のうち80%は眼科の診断を受けずに使用していた。症状としては角膜に傷がついた例が最も多く37%、以下結膜炎が22%、充血が18%となった。角膜潰瘍など重い症状も存在した。
  ■2013年03月7日のニュース カラーコンタクトで「目の不調」相次ぐ 3ヶ月で395人より(J-CASTニュース)

 瞳を大きく見せたり、色を変えたりするカラーコンタクトレンズを使って目に障害を負った事例が昨年7月〜9月で395人に上ったとの調査報告を、日本コンタクトレンズ学会が7日発表した。
全国の学会員に報告を要請し、まとめた。
症状は角膜や結膜の炎症が主で、角膜潰瘍などの重いものもあった。
助成が98%と大部分で、特に若い女性に多かった。全体の80%は買う前に眼科を受診せず、81%が通販や雑貨店などで買っていた。
  ■2013年03月7日のニュース カラーコンタクトで目に障害 より  (共同通信)
  


このように各社がこのニュースをとりあげています。
97施設で395人ということは1施設に平均4人の方が眼障害を受けたことになります。3ヶ月間に。
これはすごく高い比率になるのではないでしょうか。

    

増えるカラーコンタクトレンズの眼障害

H25.1.29更新
韓国でもニュースに。
近年、若者を中心におしゃれを目的としたカラーコンタクトレンズ(以下カラーCL)の装用が人気です。
一方で、カラーCL装用者の不適切な取り扱いによる眼障害や品質に関すると考えられるトラブルが増加傾向にあります。お隣の国、韓国では、低年齢でのカラーCLの副作用が増加し、深刻な状況になっています。副作用の内容は角膜びらん、角膜の炎症、かゆみ、角膜潰瘍などです。原因として、特にカラーCLは含有する着色料の金属成分が溶けだして角膜や結膜に障害を起こしたり、カラーCLが大きすぎたり厚すぎたりして角膜に酸素不足が生じることが考えられます。
日本でも同様、目が悪くないのに美容目的でカラーCLを装用し、コンタクトレンズの取扱いやケアの方法もよくしらないまま使っている事例が見られます。それも、眼科の医師の処方や説明・指導なしにインターネットや通販、ディスカウントなどで気軽に手に入る環境があるからです。やはり大切な目を守るためには、インターネット販売等で安易に求めて使用せず、眼科医の処方・指導を受けて正しい装用と適切なレンズケアをして頂きたいと思います。
  ■2012年11月1日のニュース 「若者のカラコンの副作用が問題に、失明の危険も=韓国」より
  

    

カラーコンタクトレンズの適切なレンズケアとは?

カラーコンタクトレンズは皆さんもご存じの様に着色部分をレンズ素材で挟む「サンドイッチ構造」です。
1DayタイプのカラーCLなら問題ありませんが、2Weekタイプなどケアの必要なレンズの場合、ケア用品の選び方、使用方法には注意が必要です。
よく「全てのソフトコンタクトレンズに使えます」とありますが、必ずしもそうではありません。
過酸化水素消毒は着色部分(金属成分)が溶け出すことがあり、眼障害の原因になるので要注意です。
今一度お使いのケア用品を確かめてください。